お兄と私

お久しぶりです。

今日は私の仕事のパートナーのことを書きます

※BGMはアンジェラアキの「手紙」でお願いします←

 

私が配属されている企画班は2人1組で企画、取材、編集をします。

そのパートナーがお兄(34歳・男・既婚者・2歳半の子どもいます)

※私が勝手にお兄と呼んでるだけ

 

***

今年1月ニュース班から突如企画班に異動になった私。

何もかもが初めてで、パートナーの名前だけを聞いてて、出会ったことないしどんな人か全く想像つかなくて、仕事内容もわからなくて、仕事始めの日まで不安で不安で押しつぶされそうになりながら冬休みを過ごしていました(笑)

 

そしてきたる1月5日。

私がお兄と初めて出会った日。

第一印象は、童顔、爽やか系イケメン←

左手薬指には指輪。

 

「特にすることないよ〜」って言われ1週間くらい暇な日々を送っていました。

 

そこからネタが決まり、初めて一緒にロケに出ました。

まさかの朝6時に赤羽集合www

機材の使い方もロケスケも全然わからなかった私に色々教えてくれました。

その時に初めてちゃんと話して、28歳くらいやと思っとったのにまさかの34歳だと知り、驚きが隠せんかった!!!ベビーフェイス!!!

 

ロケは日曜日。さすが飲み屋の街、赤羽。

15時を過ぎると酔っ払い多すぎてわろたwwww

夕方くらいにアディ男ちっくな3人組にナンパされたワシ←

なかなか追い払えずにいたら、お兄が

「どうしたの〜?」って助けに来てくれて、追い払ってくれました👏

 

ナンパたちが「うわっこっちのカメラマンイケメン!こっちはかわいいし」

って騒いでたのが懐かしい〜

 

この日、ロケに慣れない私はアドバイスや注意のオンパレード(笑)

でもこの時、初めて企画きてよかったなって思いました。

ただお兄はめっちゃカメラ回すので毎回、編集作業時に地獄をみるワシ。

でもあーこういうカットが必要なんやってめっちゃ勉強になるけどね

 

 

お兄って本当に面倒見がいい、とってもいいお兄さんなんです。

寒い外でのロケの日はあったかい飲み物をくれたり、

ファイナルカットの使い方を教えてくれたり、

私の下手な原稿を時間かけて読んで直してくれたり、

夜な夜な私がうたた寝してても怒らなかったり、

私がヘルペスできて食リポできなかった時も怒らなかったし、

携帯忘れて遅刻したときも焦らないでって待ってくれたし、

(ワシがダメ人間なのバレる)

 

最近だと、以前取材したお店の従業員のひとりと仕事上ラインを交換せざるを得ない状況で、その後めっちゃ連絡きて、ご飯の誘いやよくわからない自分が出かけた時の写真を送られきてめっちゃ困ってて・・・

でも今後も仕事で付き合いがあるかもって思うときれなくて、きったらお兄にも迷惑かけるかもって・・・

 

ある時に、たまたまそこの取材先の話になって相談してみたんです。

そしたらお兄が

「無視していいよ!自分が店のオーナーに言っといてあげる」

って言ってくれて、相談してよかったと思ったと同時に、少し怒り気味だったお兄を見て嬉しくなりときめきました(←ダメww)

それから連絡くる回数は少し減りました。

私も既読スルーするようになりました(笑)

 

会社にいると「2人本当に仲良いね」って言ってもらえるんです。

 というのも

「こころちゃんご飯買いに行こ〜」

「お姉さん助けて〜〜」って忙しい時によく声がかかるんですな(笑)

なぜか自分の席にはつかず、よく私の隣でよく独り言言ってるし(笑)

でも私もお兄ちゃんができたような気になって、頼ってくれて、話しかけてくれて、たくさんのことを教えてくれて相談にも乗ってくれて、とっても嬉しいです!!

 

ロケハンもロケも基本は2人で行きます。

お兄はなんでも私に共有してくれて、意見を求めてくれて、

他の人たちを見てると、相方とうまくいかず苦しんでたりするけど、

お兄はいつもホウレンソウを大切に行動してくれるので勉強させてもらっています🙇

 

ちなみに街録とかする時は、

お互いすぐ心が折れる人間でばれると捗らないので一緒にやります(笑)

 

基本、私がリポーターでお兄がカメラ。

(多分私が回すと使えないのでいっつも喋らされる)

嬉しいのは

「はい、オッケー100点!」

「こころちゃんは100点だけど自分がダメなのでもう1回」

ってリポート時はいつも100点って言ってくれること。

 

お兄はよく私を褒めてくれます(笑)

「いい取材対象者見つけてくれたね〜」

「いいことに気づいてくれたね〜」

「このONよく撮れたね〜」

って言ってくれるので私も嬉しいでごわす。゚(゚^ω^゚)゚。

 

そういや最初は名字呼びだったけど気づけば下の名前で呼んでくれるようになっていました。嬉しいな〜〜

 

私はお兄のアシスタントもやっているので、お兄が快適に仕事できるように日々努力をしているのです〜〜だけどお兄は私のいうことをいっつも聞いてくれない(笑)

 

ワシ「(カメラに)LEDつけますか?」

お兄「いや、いらない」

〜数分後〜

「暗いからライトやっぱりいる」

 

ワシ「この時間に現地に行くには前泊しないと間に合わないです」

お兄「始発で乗れば当日でも間に合う」

〜ロケ前日〜

「間に合わない。前泊のホテル手配して。俺は荷物を取りに一旦帰る」

 

最近になって

「こころちゃんの言うことはいっつも正しい」

って聞いてくれるようになり、従ってくれます👏👏

 

そんなお兄ですが、私の成長を考えてくれています。

とある日

お兄「なんかいいネタない?」

ワシ「実はこういうお店があって、いつか行ってみたいなって思ってるんです」

お兄「それ今度の企画会議でだしな」

 

この会話から全てが始まり、

私は企画書を書き、お兄に訂正してもらい、

不安だから「私の名前(お兄の名前)」を書いて会議に出席。

「絶対企画通るから」って、お兄も同席してくれました😂

そして無事企画は通りました〜〜〜〜

 

のちにお兄とやるはずだやったんやけどある日、Pから電話があり

「ネタが決まらないチームあるからこころちゃんの企画譲ってあげて」

と言われ、断る権利もなく譲渡。

 

そのオンエアがまさかの高視聴率だったらしく、Pからのメールで知りました(笑)

改編後いちばんの視聴率の高さでワシがいちばんびっくり!!!

(うちの番組は民放でべべなのに、そのV時間だけは上から2番目に)

 

それを知った日、私はお兄と武蔵小杉で100人インタビューロケ。

(2人でやってるの心が折れてたお兄)

制作になんも携わっていないので、視聴率のことはお兄には報告せず。

 

ロケ後、私はそのまま帰宅。お兄は会社に用事があったらしく出社。

「水くさいじゃないですか〜」

って22時くらいに視聴率のことを知ったお兄から電話かかってきた(笑)

「おめでとう」って言ってくれて😂

私からすると全てはお兄のおかげやった。

企画書だしなって言ってくれて、ペーペーの私が企画だすなんて、おじさんたちにどんな顔されるかって不安を抱いていたけど、お兄がそばにいてくれたから提案できた。

だから私も「お兄のおかげです。ありがとうございます」って言えた。

本当にお兄には感謝しかなくて・・・

 

ちょうど昨日、表彰されることになり報道フロアへ。

金一封をもらい、編集長の気遣いでスピーチさせてもらった(笑)

 

お兄も仕事中断して、制作統括とPと作家さんと豪華な面々でアナウンスされていたのを聞いててくれたらしく(笑)

戻るとみんなで「おめでとう」って言ってくれました。

(アナウンス聞いてた先輩たちはお前のスピーチ長いって言ってたw )

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今回のことがきっかけでもっと視聴者の興味を引くような企画作ろうって思いました。

しつこいけど全部お兄のおかげなんです(T_T)

 

 

そんなお兄と一緒に仕事できるのもあと2日。

そう、お兄は局を離れるのです。私が好きな人はいっつもすぐにいなくなるものです・・・

 

これからは会社のプロデューサーになるとかならないとか。

テレビ業界から手を引くとか。

 

本当はもっとお兄に色々教えて欲しいし、もっともっと一緒に仕事したい。

でもお兄の人生だし、意志がかたそうなのでワシは見守ります!!!

 

私自身も将来やりたいことがあって、いつかやめるこの仕事。

お兄に相談した時

「こころちゃんはまだ早い。ここでもう少し勉強した方がいい」って言ってくれたので、私はもう少しこの環境で頑張ってみる(^_−)−☆

 

もっともっと努力していつかまたお兄と仕事したいな〜〜〜〜〜

あと2日。後悔しないようにお兄との仕事を納めてこようと思います。

4月から誰と組むのかなぁ〜やだな〜不安だな〜〜

 

さてここで聴いてください。

乃木坂46「サヨナラの意味」

 

※お兄に恋愛感情はないので安心してください(笑)